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特集
北日本銀行の退職金運用の特徴とデメリット・リスクまとめ
はじめに
北日本銀行の退職金運用プランはマスターズ2019となっています。退職金を特別金利で預けるプランとなっています。
マスターズ2019
北日本銀行の定期預金プランの預入期間は3か月となっています。
年利は年金受け取り・住宅ローンなどで北日本銀行を利用している方は2.00%(税引後1.596%)それ以外の方は0.50%(税抜後0.398%)となっています。
預入金額は300万円以上3000万円以下となっています。
年金プランで1000万円を預け入れた時の3か月後の金利は1000万円×1.596%×91日÷365日=39790円程度
一般プランで1000万円を預け入れた時の3か月後の金利は1000万円×0.398%×91日÷365日=9923円程度
その後は一般定期預金の金利が適用されます。
途中で解約をした場合には解約利率で計算した額を上乗せします。
対象
仙台銀行の退職金運用プランの退職金定期預金を利用できる方は以下の方になります。
退職金を6ヶ月以内にお受取になられた個人のお客さま
東北地方の各支店に在住している方(東京地区の金融機関は扱いません)
必要書類は「退職所得の源泉徴収票」「退職金受取口座の預金通帳」などの両方を確認できる資料を提示する必要があります。あとは本人確認書類と印鑑も必要になってきます。
仙台銀行の退職金運用のデメリット
年金プランで1000万円を預けても3か月後に4万円程度しか資産が増えません。その後は一般定期預金の金利が適用されますので年間1000円程度しか資産が増えません。さほどのメリットは感じません。
一般プランで1000万円を預けても3か月後に1万円程度しか資産が増えません。その後は一般定期預金の金利が適用されますので年間1000円程度しか資産が増えません。これだとメリットを見出すことも簡単なことではありません。
また金利優遇期間中は資金を下すことができません。この下ろせないことを銀行はポイントにしています。ただほとんどの金融機関に共通していますが利息がイマイチ少ない気がします。
銀行の営業担当者に任せてしまうと今売り込みたい商品を中心に取引を勧められる可能性があります。お客様よりも銀行・信用金庫などの金融機関の事情や担当者の方の都合で商品を決定されてしまうこともありますので注意が必要になります。
参考資料
北日本銀行:https://www.kitagin.co.jp/savings/teiki/masters/